Just beat IT

情報系学生が技術的なことから昨日の夕飯のことまで

無線LANルータを変更して通信速度が上がった話(前編)

目次

前置き

どうもロピタルです!

今回は,家のLANルータを変更して,通信速度が向上した話をします('ω')

安めのルータを使用している方は,買い替える参考にしてみて下さい!

自宅の現環境

現在,我が家の無線ネットワークは,NTT西日本でレンタルしている

こちらのルータが担ってくれています! ↓

光ポータブルLTE PWR-N1000

実はこいつ,SIMカードを挿すことでポータブルルータとしても機能する優秀なやつなんです( 一一)

ただ,別でSIMを契約してない私には不要な機能でして…


だったら,自宅据え置き専門のルータに変更してやろうと思ったわけでございます!!

変更する意味

いきなりですが,自宅で利用できるWi-Fiの規格が大きく分けて2つあるのはご存知でしょうか?

通信の周波数として,2.4GHz帯を使用するものと,5GHz帯を使用するものです.

Wi-FiSSIDの最後に「g」とか「a」とか書いてるものがありますが,「g」が2.4GHz,「a」が5GHzのものを示しています.


それぞれの特徴は以下のようになってます.

2.4GHz 5GHz
通信距離 長い 短い
通信速度 遅い 早い
安定度 低い 高い
屋外 使用可 一部使用不可

電波の届く距離は2.4GHzのほうが長く,通信速度は5GHzのほうが速いとされています.

また,2.4GHz帯はBluetooth,電子レンジなどと周波数が競合するため安定度は低く,5.0GHz帯は一部,法律で使用が禁止されています.

↓詳しくはこちらを参照してください.

総務省 電波利用ホームページ




まあ,要するにワンルームの屋内で使用するなら5GHz帯を使いたいよねってことです!


そして,我が家の現ルータは5GHz帯に対応していないのです!

そう,それが今回変更を決めた理由なわけなんです('ω')

現在の通信速度

変更するにあたり,変更前の通信状況を把握しておきます!

↓今回は,こちらのサイトで計測させていただきました. Fast.com

さて,気になる通信速度は…

f:id:lhopital:20190331025053p:plain

15Mbpsとのことです.まあ,めっちゃ遅いってわけではないけど…

って感じですかね.


あと,WANでの通信では時間帯の影響がありそうなのでルータとの直接の通信速度も測ります.

ルータにpingを飛ばします.

C:\Users\lhopital> ping -l 60000 192.168.11.1

192.168.11.1 に ping を送信しています 60000 バイトのデータ:
192.168.11.1 からの応答: バイト数 =60000 時間 =56ms TTL=255
192.168.11.1 からの応答: バイト数 =60000 時間 =45ms TTL=255
192.168.11.1 からの応答: バイト数 =60000 時間 =47ms TTL=255
192.168.11.1 からの応答: バイト数 =60000 時間 =50ms TTL=255

192.168.11.1 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
最小 = 45ms、最大 = 56ms、平均 = 49ms

60000バイトの平均応答時間49msとなっております.

ということは,通信速度はだいたい,

60000×8×2 / 0.049 = 19.6Mbps

となりますね!(pingは送信量と同量のパケットが返るため,通信量は2倍にしてます)



これにて計測終了!!

前半まとめ

長くなったので今回はここまで( 一一)

次回の記事で,変更について書きますね~


読んでいただきありがとうございました!